永遠の出口
2009.07.25 Saturday

永遠の出口 (集英社文庫(日本))
森 絵都
表題の「永遠の出口」をはじめ9つの連作短編集です。
紀子の小学3年生から高校3年生までの9年間を描いたものです。
その背景となる年代が、1970年代、1980年代のようで、
あたしと重なる部分があり、懐かしくなりました。
誕生日会、担任、万引き、バイト、卒業、初恋、失恋など、
小中学生の生活の中で、よく出てくる言葉がキーワードとなる話ばかり。
オトナの目から見ると、ごく普通のことに見えるけど、
小中学生の本人にとっては一大事。
そんな気持ちがすっごくよく伝わってきて、懐かしい思いにふけりました。
主人公の紀子は、小学の頃、サンリオのファンシーグッズが好きでした。
あたしもそうでしたが、その当時の女の子は、みんなそうでした。
小学生のときは、「サンリオ好き」という同じ感覚を持っていたのに、
オトナになると、道はそれぞれに違っていきます。
でも、紀子は、ステーショナリーグッズのデザインをするという道を
歩むようになります。
そんなラストに、「このお話よかったなぁ」と爽快感を持って
本を閉じました。
kiraraの満足度 ★★★★★
永遠の出口のページ数 348ページ
今年の読書ページ累計 8,890ページ
今年の目標 30,000ページまであと 21,110ぺージ
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