リビング
2009.05.31 Sunday

リビング (中公文庫)
重松 清
わたしの持つ、重松 清さんの作品のイメージは、
家族もので、特にお父さん(男性)の気持ちが描かれたものが多い、
そんな風に、勝手に思っていました。
この「リビング」は、12編の短編から成っているんですけど
女性の気持ちを鋭く描いているものが多くて、
共感するものがあり、うまいなぁと唸っていまいた。
最後の解説を読むところによると、
この「リビング」は、婦人公論に連載されていたもので、
しかも、婦人公論のその号の特集に呼応する内容、
というルールを重松さんご自身が決めて、書かれたものだそうです。
なるほど、そういうテーマの元に書かれたので、
女性の気持ちにハマる内容が多かったのか、と納得しました。
12編のうち4編は『となりの花園』春・夏・秋・冬となっています。
わたしは、この4編のお話が好きです。
子どものいないDINKSの夫婦の話で、わたしとは環境が違うのですが
隣に引っ越してきた家族との関わりが、面白いのです。
どこにでも「ご近所付き合い」という苦労があるものですね。
kiraraの満足度 ★★★★☆
リビング のページ数 321ページ
今年の読書ページ累計 6,044ページ
今年の目標 30,000ページまであと 23,956ぺージ
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